捕獲が必要な調査、ドローンを使う調査など、鳥の調査においては法律との関わりが生じます。本講座では、鳥学会員として知っておきたい、鳥の調査に関わる法律について解説します。多くの会員の参加をお待ちしています。

参加申込期限:9月12日(締め切りました)
※鳥の学校の参加者は日本鳥学会会員に限ります。非会員の方は開催までにご入会ください。
※日本鳥学会会員は、大会に参加しない方も鳥の学校に参加できます。

鳥の学校(第12回テーマ別講習会)

鳥類調査のための法律講座〜知っておきたい基礎知識

ドローン

日程:2021年9月20日(月・祝) 13:30~16:00
会場:オンライン(Zoomウェビナー)

プログラム:
13:30~14:30 講演1「ドローンを取り巻く法規制と野生生物調査での活用事例」
14:30~14:50 質疑応答
14:50~15:00 休憩
15:00~15:30 講演2「学術捕獲許可申請のイロハ」
15:30~15:50 質疑応答
15:50~16:00 まとめ

講演1「ドローンを取り巻く法規制と野生生物調査での活用事例」 丹野宏柄(HELICAM株式会社)
主にドローンを規制するため2015年に改正された航空法やその他ドローンを取り巻く関連法に関してユーザー目線で解説します。また後半ではドローンを使った野生生物調査での活用事例を紹介いたします。熱赤外線カメラを使用したドローンでのエゾ鹿の頭数調査や拡声器を搭載したドローンでのヒグマ対策等をご紹介いたします。

講演2「学術捕獲許可申請のイロハ」 千田万里子(山階鳥類研究所)
外部形態の計測、個体識別のための標識装着、血液や羽毛のサンプリングなど、野外調査で鳥や卵を捕獲・採取する際には事前の許可申請が必要です。自身での申請を検討中の方はもちろん、指導教官が代表者なので詳しいことは…?という学生の方も、法律を守って安全な調査をするために、基礎知識を確認してみませんか?

問合せ先:
メール本文に、氏名、所属、メールアドレスを記載してください。申込み受付通知、参加URL等は、メールで連絡いたします。
吉田保志子(鳥学会企画委員会) hyoshida(あっとまーく)affrc.go.jp